専門学校でのテーブルマナー研修
2017年4月8日皆さま、ごきげんよう。
日本プロトコール・マナー協会事務局でございます。
年度末にご依頼いただきました専門学校さまでの
テーブルマナー研修のレポートです。
時々記載しておりますが、当協会で人気の講座の一つが
テーブルマナーをはじめとするプロトコール研修です。
このたびは、専門学校様からのご依頼の主旨を考慮し、
ハウツーに徹して指導いたしました。
1年生は、西洋料理のテーブルマナーについて。
研修の前に、フラワー学科の生徒さんたちは、ご自身たちでテーブルフラワーの
アレンジメントを制作。
それらを飾ったテーブルで、マナー研修が行われました。
ご自身たちで制作したものが、実際にどのように飾られどのように見えるのか、
そして、どのようなことに気を付けることが必要なのか、実践を通して感じたことと存じます。
フラワーの制作、そしてホテル内の見学をした後に、テーブルマナー研修が行われました。
はじめの30分、船田からの講義です。
そして、実際にお料理を頂きながら、手技の確認です。
各テーブルを回り、船田が一人ひとりにアドバイスいたしました。
皆さま、エレガントに召し上がっていらっしゃいました。
お食事のシーンでどのように振る舞うかは、ご自身の評価にもかかわりますので、
とても大切です。周囲に気遣いしながらも美しく楽しくお食事のシーンを過ごすために
お役立ていただけましたら幸いに存じます。
そして、2年生は日本料理の食卓作法の研修を行いました。
殆どの日本人の方が、一日1回はお箸を使っていただいているためか、
日本料理の食卓作法の必要性を感じる方が少ないのが現状です。
現代人は、カトラリーよりもお箸の使い方をはじめ、
日本料理の頂き方を知らない人のほうが圧倒的に多いですし、
日本の礼儀作法は食事の躾から成り立っていることも多々ございますので、
このたびの研修は、とても意義のあることだと思っております。
受講できた学生さんたちは、今後の人生に必ずプラスになることと存じます。
卒業された学生さんから、とても嬉しいメールが届きましたので、
以下、抜粋してご紹介いたします。
「自分の知らないことを勉強して知識をつけたい、
その思いで学校に入学を決めました。
この学校なら、自分の知らないことを深くまで掘り下げて勉強できると思いました。
そう思えたのは、船田先生の体験授業を受けたからです。
先生の知識量は豊富で、先生自身がすごく勉強熱心でマナーの歴史の奥深くまで知り尽くしていらっしゃるからこそ、
質の高い授業ができるのだと感じました。
船田先生の授業を受けられるだけでも、この学校に入る価値があると思い入学しました。
実際に入学して、授業はとても楽しかったです。
自分の知らないこと、今まで気にしてなかったことも、こんな意味があったのか!と。
先生のテキストは、他のどの教科のプリントより私の書き込みで埋め尽くされています。
先生自身とてもお忙しいのに、私のことをいつも気にかけてくださって、すごく嬉しかったです。
船田先生には感謝してもしきれません。
2年間、本当にありがとうございました」
2年間の授業の様子が、走馬灯のように思い出されます。
頑張って学ばれた学生さんたちに、エールを送ります。
2年間の学びが、社会生活の役に立ち、心身ともに豊かな人生となりますよう、
心から願っております。