映画のマナー監修「コンフィデンスマンJPプリンセス編」
2020年10月25日【目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で何が嘘か。
コンフィデンスマンの世界へようこそ!】
日本プロトコール・マナー協会の船田でございます。
上記は、多くの方が耳にしたことがあるフレースかと存じます。
大ヒット映画、長澤まさみさん主演の「コンフィデンスマンJP」のプリンセス編のセリフの一部です。
https://confidenceman-movie.com/
わたくしは、光栄なことに、この素晴らしい魅力的な映画のマナー監修をさせていただきました。
マナーに関することすべてのアドバイス、俳優陣への所作指導、茶道指導、
サービススタッフ役の外国人エキストラ数百名の所作指導、マナーに関するシーンのセリフの考案などなど、
国内ロケからマレーシアのロケまで携わらせていただきました。
マナーの観点からいたしますと、映画の構成上、正しいマナーではないアレンジもございますが、
本当にもっともっと観ていたいという気持ちになるほど素晴らしい作品です。
本日は、わたくしが感じる映画の見どころをお話したいと思います。
「詐欺師」のお話ですが、ただ面白おかしいだけではないところがポイントです。
ロケ中も、何度も大笑いしてしまいましたが、本当に面白いシーンがたくさんございます。
でも、一番の見どころは、メインキャストをはじめこのたびのフウ家一族が、
人間が持つ本来の「愛」を個々の個性で表現できているところだと思います。
そして、人が心から成長するときの感動を与えてくれるところだと思います。
役としてだけではなく、カメラが回っていないときでも、皆さん本当に心の温かさを感じる方々ばかりで、
その人柄がそのまま映画に反映しているようにも感じました。
面白いだけではない、人が持っている愛情や人間愛を感じられることが、
皆さまの心に残る、そして皆さまの人生観が変わるほどの感動を味わうことができる映画になっているのだと思います。
リモート時代に入り、以前よりも感じられなくなった人間愛を感じる良い機会かと存じます。
まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ、ご覧いただけますと嬉しいです。
現場を支えていらっしゃるスタッフの皆さまは、睡眠時間もほとんど摂ることができない
過酷な日もたくさんありながらも、クオリティ高いお仕事をなさっていることにも尊敬の念を持ちました。
田中監督から感じる高いプロ意識は、これまであまりお目にかかったことがなく、刺激を受けました。
超一流の方々が、言葉以上に人に与える影響は膨大ですね。
映画がどのように作り上げられていくかという過程を間近で見ることができたことも、貴重な経験でした。
今後の作品も、このままの勢いで、ヒットが続きますように・・・・
お写真は、ランカウイ島のロケ現場の近くの景色です。
追伸:よく「エンドロールに名前が掲載されているのですか」というご質問をいただきます。
勿論ですよ!!